西成区の築年数不詳の連棟を現地調査しました
西成区の1階店舗2階住居物件の現地調査を行いました。
昔は1階部分でお肉屋さんをしていた物件のようです。
駅からはほど近いのですが、
連棟の両隣が空き家で解体しようにも許可取りができず、
また解体費用も過大になることから
売却しようにもできないという物件でした。
このような物件の場合は
やはりリフォームして活用するという選択肢が現実的になります。
実際にこの物件の管理者さんと物件の前でお話ししていると、
通りすがりの地元の方から
「こんなボロボロの空き家、解体した方がええで。今は虫の巣になってるし」
と教えていただきました。
虫の巣か、、、と思いながら恐る恐る中に入ってみると、
虫はそこまででもなかったのですが
かなりの動産の量にびっくりしました。
1階部分は以前お店をしていたままの姿で残っていますし、
2階も洋服や家具などがそのまま(一部は散乱したような状態)で残っていました。
また物件としては瓦屋根の瓦が一部飛んでなくなっていたり、
割れていたりしていたので室内の雨漏りも進んでいるような状況でした。
この物件はある程度大掛かりな内装解体が必要かなと思います。
しかし、一旦動産をすべて処分し、
屋根を葺きなおしさえすれば、
まだまだ活用できる物件であると思いますし
駅からも近く便利な場所ですので街のために
何とか再生していければと思っています!